焼き芋は、1793(寛政5)年には街中に初の焼き芋売りが現れたと言われ、それ以降、明治から大正、昭和、そして平成と日本人に親しまれてきました。
焼き芋と言えば、一昔前には、水分が少な目の“ほくほく系”の焼き芋がほとんどでした。
しかし!今では品種が増え、さまざまな焼き芋が楽しめるようになってきました。
大きく分けると、こちらの3タイプになるかと思います。
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目次
ほっこり系
昔ながらの焼き芋のほくほくとした食感です。水分が少なく、サラサラとした粉質の舌触りで、上品な甘さ。ほくほく感を活かし、サラダやスープ等の料理にもアレンジしやすい品種となっています。
主な品種:ベニアズマ、ベニコマチ、紅赤、高系14号、パープルスイートロードなど。
しっとり系
甘味がほど良く、喉ごしが滑らかなのが特徴です。まるで芋ようかんを食べているようなソフトな食感が味わえます。
主な品種:べにまさり、シルクスイート、ひめあやか、アメリカイモなど。
ねっとり系
スプーンで食べられるほどのクリーミーな口当たりです。その濃厚な甘みから「生キャラメル」と称される事も。冷めても固くならず、甘みが増します。甘いのでお菓子作りにもオススメです。
主な品種:べにはるか、安納芋、クイックスイート、熟成べにまさり、熟成ベニアズマなど。
大人気の安納芋やべにはるかは「ねっとり系」ですね。ねっとり系にあります、熟成ですが、実はさつまいもは同じ品種でも季節によって、違う食感が味わえちゃいます。
例えば、「ベニアズマ」ですが、収穫した時は ほっこり系 なんですが長期熟成貯蔵する事により ねっとり系 の食感に変化するのです。ですので、先ほどの主な品種の熟成ベニアズマは・・・そういう事です。
もちろん、品種以外でも調理法や調理時間によっても変わりますね。
さまざまな食感が楽しめるのも、焼き芋の魅力の一つ!
あなたは、ほっこり、しっとり、ねっとりのどれがお好きですか!?