大学イモは、油で揚げたさつま芋に甘~いタレをからめた、昔ながらのおやつです。さつま芋の料理で焼き芋と並んで(?)有名なのが大学イモだと思います。軽くご紹介したいと思います。
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目次
名前の由来
名前の由来は諸説有ります。
- 大正から昭和のはじめに東京の大学生が好んで食べていたから説
- 東大の学生が作って売っていた説
- 子供を大学に入れるのと同じくらい手間がかかる説
- 早稲田大学のある高田馬場周辺が発祥だから説
- 東大の前のお店で売っていて学生に人気だった説
有力なのは最後の「東大の前のお店で売っていて学生に人気だった説」のようです。東京大学(当時は帝国大学)の赤門前にあった蒸かしいも屋(当時は冬は焼きも、夏はかき氷を売るお店が多かったのでかき氷屋という話も)で販売された、甘いタレのかかったさつま芋のお菓子は焼き芋しか知らなかった町の人たちとっては衝撃的で大評判だったとか。
作り方
1.さつま芋を一口サイズの大きさに切って、低温の油でじっくり素揚げします。
2.揚げたさつま芋に水と砂糖を煮詰めて作ったタレをかけて完成
おおまかにはこんな感じです。これの作り方をベースに、ゴマをかけたり揚げるのではなく油で炒めたりといろんな作り方が有ります。
焼き芋で。
実は上記の作り方のさつま芋を焼き芋に置き換える事が出来ちゃいます。この場合はホクホク系品種の焼き芋がオススメです。そうすると外はカリトロ!中はホクホク!の食感が楽しめちゃいます!