焼き芋は猫や犬が食べても大丈夫!でも与え過ぎに要注意!あくまでおやつとしてがオススメです!

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犬 猫 さつま芋 焼き芋
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焼き芋を食べてるとあの美味しそうな匂いがわかるのか、猫ちゃんワンちゃんが寄ってきますよね!食べたがるならあげちゃっても・・・と思いますが、人間は平気でも毒になる食べ物があるのは犬猫と暮らしている人には常識です。
では、焼き芋・・・そして原料となるさつま芋はというと・・・

安心して下さい!大丈夫です!

人間と同様に良い効果のある栄養素も有りますが・・・与え過ぎにはご注意です!

焼き芋を猫や犬に与えても問題無し!

「さつま芋」には猫や犬が食べて問題となる成分は含まれていません。「焼き芋」や「ふかし芋」、「干し芋」のように加熱したとしても同様です。

むしろ健康にプラスとなる栄養素が含まれてもいます。

ただし、カロリーに対し犬猫に必須となる栄養素が欠けている為、与える量に注意が必要となります。

猫や犬に与えても良い量は・・・

さつまいもは、だいたい100gあたり135kcal、糖質30gが含まれています。(焼き芋にすると水分が減る為、100gあたり165kcal、糖質は35gとなります。)

特に肉食動物である猫は食事からタンパク質を摂取する必要が有りますが、さつま芋は炭水化物をメインとした食品です。その為、摂取出来る栄養素は食物繊維を除くと糖質となり必要なタンパク質に対しカロリーの摂取過剰・・・つまり肥満の元になります。
雑食動物である犬も猫ほどでは有りませんが同様です。というか人間も一緒ですね。いくらさつま芋が身体に良いですよ!と言っても毎日さつま芋しか食べてないと栄養が偏ってしまいます。何事もバランスが大切なのです。
そして身体の小さな動物達はそのバランス取りが難しいのです。

注意すべき栄養素は・・・

さつま芋の栄養素の中で注意すべきは・・・

  • リン
  • カリウム
  • シュウ酸

この辺りですね。「カリウム」などは腎臓病や心臓病を患っている猫ちゃんワンちゃんには注意が必要です。特に猫にとっては腎臓病は注意すべき病気ですからね・・・

尿路結石の原因となる「シュウ酸」も含まれているので、尿路結石を患ったことのあったり、現在治療中の猫ちゃんワンちゃんに与えるのは控えた方が良いでしょう。

また、さつま芋アレルギーというケースも考えられます。普段食べない物なので気付きにくいと思いますので、まずは少量を与え様子を見る事も大事です。

与えるならあくまで「おやつ」として。

食べたがるのを止める必要は有りませんので、飼い主として栄養をコントロール出来る範囲で「おやつ」として与えましょう!

少量を与えるならばさつま芋には猫や犬にも健康に有益な成分が含まれていますよ!

猫や犬に焼き芋を与えることで期待できる効果

さつまいもには、整腸作用を持つ「食物繊維」が豊富に含まれています。「食物繊維」は便の排泄を促す働きをしてくれます。腸のぜん動運動を活発にしてくれる働きもあるので、便秘改善に効果的です。
特に猫は、食物繊維の整腸作用をで舐めた毛からおこる毛球症を予防する事も期待出来ます。

しかし、過剰摂取は下痢などの原因となりますので、注意も必要です。

また、さつまいもには「ビタミンC」や「ビタミンE」などのビタミン類が含まれています。そのため、皮膚や粘膜の健康維持、老化防止、免疫力向上といった効果を期待することができます。

さらに、「カリウム」も多く含まれています。「カリウム」は取り過ぎは腎臓に負担をかけますが、適量で有れば体の中の不要な塩分や毒素を排出してくれるため、高血圧予防などに効果があります。

栄養素に関しては人間とほぼ一緒ですね!

猫舌なので火傷にご注意を!

人間で有れば、熱々の焼き芋をハフハフ言いながら食べるのは焼き芋の醍醐味では有りますが、猫舌というように猫や犬では舌や口の中を火傷してしまいますのでしっかり常温に冷ましてあげる必要が有ります。

夏の暑い時期なら冷た〜くして与えるのも有りですね!

猫用の焼き芋、さつま芋おやつも有ります!

人間が食べてるのを分け与えの分量が難しいようで有れば、犬猫用の焼き芋おやつなんかも有ります。

紹介したのは猫ちゃんもOKとうたっているおやつです。
雑食のわんちゃん用の焼き芋、さつま芋のおやつはいっぱい有りますね!

おわりに。

「焼き芋」は栄養もたっぷりでは有りますが、その分、適量にしないと身体の小さい犬や猫にとっては過剰に栄養を摂取してしまう事になります。

キャットフードやドッグフードには、猫や犬が必要とする栄養素が含まれていてそれだけを食べていれば問題ないようになっています。その為、新たに「焼き芋」を取り入れる事により栄養素を摂る必要は有りません。無理に焼き芋を猫や犬にすすめる事は必要ないでしょう。

サツマイモを低温でじっくり焼く事により糖度が増し、甘〜くなる調理方法となる「焼き芋」。でも、猫ちゃんは甘みをあまり感じられないとも言いますね。

野生の動物は、必要な物と不必要な物を自分の中で分けているといいます。危険の無い焼き芋ですから、猫ちゃんやワンちゃんが欲しがる場合はきっと身体が必要としているのでしょう。その時は適量を与えてくださいね!

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